誰か私にSK-Ⅱを買ってよ

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SK-Ⅱの広告は豪華だ。

有名な女優さんを何人も起用し、テレビCMから渋谷駅前の広告から、男性の方でも目にしたことがあるのではないだろうか。

 

しかし、そんな知名度の高いSK-Ⅱは、試してみよ〜という気持ちで買えるほど安いものではない。と、言うか、めちゃ高い。

化粧水だけで(160mlで)17000円。

 

男性諸君は、彼女や奥さんがSK-Ⅱを使っているのを見たら、金持ちか、もしくはよっぽど美容に気を使っていると思って褒めてあげるといいと思う。

 

そしてここまで有名な高価な化粧品は、実際に使ってみたいので、

誰か私にSK-Ⅱを買ってください。

 

 

美人にはなれないのに

生まれた時から既に美人にはなれないと決まっている人生がある。私の人生だ。

美人と言われたことはないし、スタイルも良くないし、女だからってイージーモードだと思ったことはない。

 

そんなレベルの顔面の私が、なぜ高いお金を出してまで化粧品が欲しいと思うんだろう。

 

メイクによって上がる魅力度は、わずか2%らしい。(ソース不明。おそらくホンマでっか!?TV)

たったそれだけ。

5000円のファンデーションで肌をツルツルにしても、4000円の口紅でエロい唇を使っても、6000円のハイライトで鼻を高く見せても、

私の魅力はたった2%しか上がらないらしい。

世知辛い世の中だ。

 

もともとの魅力度が低かったら何の足しにもならない。

メイクの現実は、事実、そんなものだと思う。

 

それでも良い化粧品が欲しくなるのは、本当に自己満足の世界だ。

 

 

自分の気持ちはいつもよりマシマシ

自己満足の世界において大切なことは、自分の気持ちが上がることだと思う。

 

めちゃかわいい色の口紅を付けるだけで、私の気持ちはマシマシになる。

いつもより肌がきれいなだけで、自信がつく。

高い化粧水を使っているだけで、女度が上がった気がする。

 

そうやって自分の気持ちがマシマシになるだけで、その日1日が楽しい日になったりする。

 

自分の顔が鏡に映るたびに、

今日毛穴ないじゃん!

今日のまつげめっちゃ上がってるじゃん!

今日の口紅落ちてないじゃん!

とテンションが上がる。

テンションが何度も上がる1日なんて、楽しい日になるに違いない。

 

良い化粧品がもたらしてくれるのは、

他人から見た魅力が上がることじゃない。

モテることじゃない。

 

自分の人生がちょっと楽しくなることだ。

 

明日からまた、化粧品にお金をかけていこう。

そして誰か、私の人生を豊かにするために、私にSK-Ⅱを買ってよ。